鴻池新田会所

 永元年(1704)に行なわれた大和川付 替工事によって不用となった新開地の1部 120haを開発したのが鴻池新田です。  この新田の開発者は、大阪今橋の両替商 「鴻池善右衛門宗利」で、新田の土地の管 理監督をするための事務所として、宝永2年に 建てられたのが、この会所です。

 会所は昭和51年に国の史跡、55年に建物 が重要文化財に指定されました。  本屋 その西に乾蔵、道具蔵、米蔵、文書 蔵が並び、庭園は、江戸末期の代表的な庭 園で、生駒山を借景として取り入れて造って あります。