若江城跡

  江公民分館、小学校、幼稚園一帯が若 江城のあった中心地です。府道四条布施線 の若江陸橋の下の大きな自然石に、「社」とい う文字が彫られています。

若江城は室町時 代の初期、畠山氏が河内の守護になった時 に築かれたものです。その後畠山一族の内 紛から三好義継や池田教正にと城主が変わ り、築城から約200年後の天正8年(1580)頃 に織田信長によって廃城にされました。発堀調 査の結果、建物跡や井戸堀などが確認され ています。また土器・陶磁器・木製品・鉄砲 玉・武具なども出土し、次第にその規模が明 確になりつつあります。